過去のサロン

第104回キンカ東京サロン

【日時】 2011年(平成23年)9月16日(金)18:00-19:00

【場所】 住友化学 参宮寮

【話題】  「海流とその気候変動に及ぼす影響」

【話題提供者】 法政大学経済学部物理教授 藤田貢崇 氏

<内容>

今年1年は生命や産業に不可欠な「水」をテーマに様々な視点から諸先生方に話題をご提供頂いています。今回は「海流とその気候変動に及ぼす影響」と題して、法政大学経済学部物理教授の藤田貢崇先生にお話をして頂きます。

太平洋岸の漁業に大きな影響を及ぼす黒潮は、数年~十数年の周期で蛇行・非蛇行を繰り返されますが、そのメカニズムを物理学で基本的な渦の変動パターンで説明できることを示した研究と現在の海流研究についてご紹介頂きます。また、海流は気候変動にも大きな影響を及ぼすことが知られており、地球シミュレータを用いた大規模なシミュレーションにより明らかになった気候変動について台風の進路やその規模と関係づけたお話など興味深い内容が盛り沢山です。

第103回キンカ東京サロン(夏季合宿)

【日時】 2011年(平成23年)6月24日(金)~25日(土) 1泊2日

【場所】 和光純薬工業(株)湯河原研修センター

【話題】

1) 「熱い水の世界~水熱反応の基礎と応用」

    法政大学 経済学部 化学教授 工学博士  山崎 友紀 氏

2) 「世界の水事情と太陽熱活用海水淡水化」

  国立大学東京工業大学 特任教授 プログラムオフィサー 工学博士 堀田 喜治 氏

<内容>

今年のキンカ東京サロン合宿のテーマは「水」です。生命や産業に不可欠な「水」をテーマに様々な視点から諸先生方に話題をご提供頂くことになりました。サポーター各位のご協力を得て、「熱い水の世界~水熱反応の基礎と応用~」を法政大学経済学部の山崎友紀教授、「世界の水事情と太陽熱活用海水淡水化」を東京工業大学の堀田喜治教授、お二方に話題を提供して頂くことになりました。いずれもホットな話題です。

第102回キンカ東京サロン

【日時】 2011年(平成23年)4月19日(火)18:00-19:00

【場所】 住友化学 参宮寮

【話題】  「海水淡水化における膜技術」 

【話題提供者】 東レ株式会社 理事 植村 忠廣 氏

<内容>

3月11日発生した東北地方太平洋沖地震により東北関東では多大な被害が出ており、まずは被害を受けた皆様にお見舞い申し上げるとともに、亡くなられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。

今年1年は生命や産業に不可欠な「水」をテーマに様々な視点から諸先生方に話題をご提供頂きますが、今回は東レ株式会社 植村忠廣理事に「海水淡水化における膜技術」と題して、海水淡水化膜の過去、現在、未来について技術的観点から述べて頂きます。

尚、当日は地震の影響により会場エリアにおいて計画停電が実施される可能性があり、状況次第で延期する場合がございますことをご承知置き下さい。

第101回キンカ東京サロン

【日時】 2011年(平成23年)2月10日(木)18:00-19:00

【場所】 住友化学 参宮寮

【話題】  「水のユニークさ;その科学と21世紀の水問題」

【話題提供】 国際基督教大学 名誉教授 吉野輝夫 氏

<内容>

今年1年は生命や産業に不可欠な「水」をテーマに様々な視点から諸先生方に話題をご提供頂くことになりました。そのトップバッターとして、「水のユニークさ ; その科学と21世紀の水問題」と題して、国際基督教大学の吉野輝夫名誉教授にお話をして頂きます。一般的に水は地球上どこでも存在する最もありふれた物質と受け取られがちですが、吉野先生は水が実は「異常性(abnormality)」に満ちた凄い物質であると注目されています。水は単純な分子構造であるのになぜ異常な性質(ユニークさ)を生じるのか? またその性質が自然現象、生命、地球環境にどのように影響を与えるのか? そもそも水とはいったい何なのか? など興味深い内容が盛り沢山です。

第100回キンカ東京サロン

【日時】 2010年(平成22年)11 月18 日(木) 18:00 – 19:00
【場所】 住友化学 参宮寮
【話題】 「農業を科学する」
【話題提供者】 東京大学大学院 農学生命科学研究科 教授 中西友子 氏
<内容>
今回は「農業を科学する」と題して、東京大学大学院の中西友子教授にお話をして頂く事になりました。中西教授は、農作物の生育プロセスに関して科学的な開発がほとんど未着手であることに着目され、植物体内に於ける水と元素の分布と吸収動態を研究することで、生育環境の最適化や生育プロセスの効率化、さらには食糧増産に繫げようとされています。これまでの実験から、乾燥に強い植物の特徴的な水の吸い方や、植物体内に水循環があること、水耕栽培では土壌で育てる植物よりはるかに多量の養分元素を吸収し、自然に生育する植物は省エネで実ること、などが分かってきたということです

 

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