過去のサロン

第166回 キンカ東京サロン

【日時】

2024年2月 17日 (土) 10:00 ~ 12:00

第一部10:00~11:00 セミナー(質疑応答含む)

休憩5分

第二部 11:05~12:00 交流会 

対面(会場:東京大学 伊藤国際学術研究センター、小会議室)とリモートのハイブリッド形式で

行いました。

【話題提供者】

東京大学大学院工学系研究科長アドバイザー 池浦 富久(いけうら とみひさ)氏

【話題】

医療機器プログラムの開発(山あり谷あり、人生いろいろ)

【内容】

池浦氏は、2013年からスタートした文科省の革新的産学連携『センターオブイノベーション』(2022年5月終了)の中で開発された特定保健指導用の行動変容促進アプリ(MIRAMED)を、医療機器プログラムに改修(MED MIRAI)して『健康~未病~特定保健指導~受診勧奨』をシームレスに健康医療サービスが可能となる健康医療サービス(社会システムの改革)に挑戦してこられました。このたびPMDA(医薬品医療機器総合機構)との議論を終え、医師主導治験の入り口まで辿り着かれましたが、ここまでの道のり、今後の構想についてお話いただきました。

第165回 キンカ東京サロン

【日時】

2023 年 11 月 25 日(土) 10:00 ~ 12:00

第一部10:00~11:00 リモートセミナー(質疑応答含む)

休憩5分

第二部 11:05~12:00 リモート交流会 

【話題提供者】

東京工業大学 未来産業技術研究所 准教授飯野 裕明(いいの ひろあき)先生

【話題】

自己組織化を有する有機半導体材料とその有機電子デバイス応用

【内容】

自己組織的に分子が並ぶ液晶物質は、高い分子配向秩序性が必要となる有機半導体応用が期待されます。今回、液晶物質の有機半導体 材料としての特徴を示した上で、その電荷輸送の特徴から、溶液プロセスによる製膜性、さらには有機電子デバイス応用として、誘起薄膜トランジスタと有機フォトダイオードの特性を示します。これらより、自己組織化を有する有機半導体材料が、特にフレキシブルエレクトロニクスへの適合性が高いことについてお話いただきました。 

第164回キンカ東京サロン

【日時】 2023 年 9 月 16 日(土) 10:00 ~ 12:00
第一部 10:00~11:00 リモートセミナー(質疑応答含む)

休憩5分

第二部 11:05~12:00 リモート交流会 

【話題提供者】 
北九州市立大学 知的財産担当 特任教授 石橋一郎(いしばし いちろう)先生 
(一般社団法人福岡県発明協会会長。本年 3 月までは㈱安川電機 知的財産担当技師長) 
2023 年 6 月の全国発明表彰式での石橋先生の受賞を紹介する北九州市立大学の 
記事もご覧ください https://www.kitakyu-u.ac.jp/news/2023/07/003924.html 


【話題】知っておいて損はない知財の最近の話題や事件 
【内容】知財を巡る様々な分野のトピックスについて 
①仮想空間内でのアバターが身に着けるグッズの登録商標、
②AI が発明したと米国の博士が主張している特許出願の日本
等での審査状況、③サーバーが外国設置の場合の日本特許の有
効性、④コロナワクチンの特許係争(モデルナ対ファイザー)、
➄製薬業界の知財戦略リバースペイメント、⑥来年から始まる
軍事技術の特許非公開制度、などお話いただきました。

第163回キンカ東京サロン

2023年6月17日(土) 10:00 ~ 12:00

第一部   10:00~11:00 リモートセミナー(質疑応答含む)

休憩5分

第二部   11:05~12:00 リモート交流会 

【話題提供者

広島大学大学院 先進理工系科学研究科教授

大下浄治(おおした じょうじ)先生

【話題】 

材料モデルベースリサーチと産学官連携 

【内容】

広島大学デジタルものづくり教育研究センター材料モデルベースリサーチ(MBR)部門では、原理原則に基づいた材料の機能と工法のメカニズム解明を行い、それに基づいたシミュレーション・モデルを活用して、材料開発を効率的に進める新しい取り組みを大学・企業・公設試のコンソーシアムを組織して進めておられます。

今回は、具体的な成果も含めて、その概要についてお話いただきました

第162回キンカ東京サロン

2023年4月22日(土)

第一部 10:00~11:00 リモートセミナー(質疑応答含む)

休憩5分 

第二部 11:05~12:00 リモート交流会 

【話題提供者】

神奈川県立保健福祉大学 ヘルスイノベーション研究科 教授 

東京大学大学院 工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻 音声病態分析工学 特任教授 

徳野 慎一 (とくの しんいち)先生 

【話題】 音声バイオマーカー開発の現状 

【内容】 コンピューターやスマートフォンの発達や普及に伴い生活の様々な場面で音声が活用され るようになりました。医療やヘルスケアの領域においても、病気の有無や治療による音声 の変化を客観的に可視化する音声バイオマーカーに注目が集まっています。音声は、非侵 襲で特殊な機器や薬品を必要としないためローコストで収集が可能であり、遠隔での利用 が可能です。そのため、ヘルスケアと医療を結ぶ技術としての可能性を秘めており、また、 これまで主観的な判断に頼ってきた領域に客観的指標を提供することができる可能性があ ります。本講演では音声バイオマーカー開発の現状についてお話いただきました。 

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