過去のサロン

第110回キンカ東京サロン

【日時】 2012年(平成24 年)11 月12 日(月)18:00-19:00
【場所】 住友化学株式会社 参宮寮
【話題】: 「科学コミュニケーションと才能育成」
【話題提供者】 横浜国立大学 名誉教授 伊藤 卓氏
<内容>
第4 期科学技術基本計画に盛り込まれていることもあって、文科省(だけでなく経産省も?)もようやくその施策への本格的な取り組みを考え始めている様子の伺える「理系の才能育成」(「出る杭」人材の発掘と育成)のなかで、科学コミュニケーションが果たすべき役割などについて、日頃私なりに考えているところをお話しさせて頂きます。

第109回キンカ東京サロン

【日時】 2012年(平成24年)9月20日(木)18:00-19:00

【場所】 住友化学工業株式会社 参宮寮

【話題】 「震災前・後の科学と社会~私たちはいかなる価値選択をするのか~」

【話題提供者】 東京大学 大学院 理学研究科 准教授 横山広美氏

<内容>

安全が提供される社会では信頼は必要とされませんが、不安定な社会では信頼が必要になります。震災後、科学は、専門知識や専門家への信頼なしでは語ることができなくなりました。科学と社会の関係における日本独自の問題点 や歴史的経緯を紹介しながら、震災後のいまを生きる私たちが必要な科学との付き合い方についてお話しいたします。

第108回キンカ東京サロン(夏季合宿)

【日時】 2012年(平成24年)6月22日(金)~23日(土) 1泊2日

【場所】 和光純薬工業(株) 湯河原研修センター/熱海市泉232-8 TEL:0465-64-0559

【話題】

1) 「コミュニケーション~未来の科学技術は見えるか~」

     美馬のゆり 氏  公立はこだて未来大学 教授

2) 「原発事故後の科学コミュニケーション」

     高橋真理子 氏  朝日新聞社 東京本社報道局 編集委員

<内容>

今年の合宿は、高橋真理子さんと美馬のゆりさんを講師に迎えて、年間テーマに掲げた「サイエンスコミュニケーション」もいよいよ佳境に入ります。高橋さんは、朝日新聞の報道局で編集委員として仕事をされると同時にWEBRONZAでの発言も多く、国際科学ジャーナリスト会議でも第1回目からのメンバーとして活躍されています。合宿ではその幅広い活躍を背景に活発な議論が進むことでしょう。美馬さんは、日本未来科学博物館と公立はこだて未来大学の設立に関わり、2006年まで未来科学博物館の副館長を務められた後、未来大学の教授として復帰されました。サイエンス・サポート函館の代表を務められるなど、「科学をまちへ」という活動を進めておられます。お二人の「なでしこ」をお迎えして、科学コミュニケーションと科学ジャーナリズムについて理解を深め、意義ある一夜を楽しみましょう。

第107回キンカ東京サロン

【日時】 2012年(平成24年)4月19日(木)18:00-19:00

【場所】 住友化学 参宮寮

【話題】  「なぜ科学コミュニケータの道に進んだか」

【話題提供者】 資生堂研究所学術室 蓑田裕美 氏

<内容>

蓑田さんは化粧品会社の研究所で洗顔料の開発に携わっていましたが、昨年春から同社の技術広報を担当。ボランティアとして武田計測先端知財団の支援を受けたサイエンスカフェ(WEcafe;https://www.takeda-foundation.jp/cafew/index.html)を主宰しています。国立科学博物館認定のサイエンスコミュニケータでもある蓑田さんは、多くの若手研究者を世間に引っ張り出し、WEcafe を通して「知識の吸収だけではなく、科学的な“モノの見方”を楽しく体得しよう」という活動をしています。技術広報と科学コミュニケーションとの違い、科学コミュニケーションの問題点、などこれまでの蓑田さんの経験に基づく、生き生きした楽しいお話が聞けるでしょう。

第106回キンカ東京サロン

【日時】 2012年(平成24年)2月16日(木)18:00-19:00

【場所】 住友化学 参宮橋寮

【話題】  「研究から商品開発に至るコミュニケーション~メディカルデバイス開発の事例」

【話題提供】 SRIインターナショナル 部長 大内聡美 氏

<内容>

外科手術ロボット「ダヴィンチ」の誕生までの経緯をご紹介いたします。ある研究者が社会の役にたつ技術を開発したいという思いをあちこちにぶつけ、紆余曲折の結果、商品化に至った経緯とその後を紹介いたします。

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