過去のサロン

第117回キンカ東京サロン

【日時】 2014年(平成26年)4月17日(木)18:00-19:00

【場所】 住友化学株式会社 参宮寮

【話題】 スクワレン、スクワランに関連して「鮫、その生態、人間との関わり、エピソードなど」

【話題提供者】

(前半)実叶エンタープライズ(株) 取締役(技術・研究開発)海谷篤氏

(後半)実叶エンタープライズ(株) 代表取締役 中村富夫氏

<内容>

3億8千万年の悠久からほとんど形を変えず生命をつなげてきた鮫。鮫は古代から人に恐れられてきたが、人間とは意外に関係のある魚である。演者らが仕事としているスクワレン、スクワランの関連で、鮫、その生態、人間との関わりなどを紹介する。

第116回キンカ東京サロン

【日時】 2014年(平成26年)2月20日(木)18:00-19:00

【場所】 住友化学工業株式会社 参宮橋寮

【話題】  「化学の目で見る核酸機能」

【話題提供者】 東京大学 先端科学技術研究センター 教授 岡本晃充氏

<内容>

生命機能を分子レベルで理解するための鍵は、細胞内の核酸(DNA・RNA)の働きを「目に見える」ようにすることです。核酸は、炭素・水素・酸素・窒素・リンからなる有機分子であり、有機化学的発想による分子操作が通用します。この講演では、この発想に立脚することによって見出された核酸機能についての新たな発見・新たな化学反応についてお話しします。また、これらの知見をベースにして生み出された、生物学的手法では困難だった新しい核酸解析法や簡便解析キットについてもお話ししたいと思います。

第115回キンカ東京サロン

【日時】 2013年(平成25年)11月21日(木)18:15-19:10

【場所】 住友化学株式会社 参宮寮

【話題】 :「化学設計で創った酸化物半導体:IGZOを中心に」

【話題提供者】 東京工業大学 応用セラミックス研究所 教授 細野 秀雄 氏

<内容>

IGZOが世間にデビューしたのは2003年「サイエンス」誌と2004年の「ネイチャー」誌上でした。その後、酸化物半導体への注目が集まりましたが、実用面で姿を見せたのが2012年暮れでした。消費電力が少なく、ハイヴィジョンを上回る高精細なFPDが大きなコストをかけずに市場に姿を現したのが今年の春からでした。果たしてIGZOの今後の展開はいかに?

第114回キンカ東京サロン

【日時】 2013年(平成25年)9月19日(木)18:00-19:00

【場所】 京都大学・東京オフィス(品川) 第3会議室/東京都港区港南2-15-1  TEL 03-5479-2220

【話題】  「進化する有機系太陽電池」

【話題提供者】 東京大学 先端科学技術研究センター 教授 瀬川浩司氏

<内容>

次世代低コスト太陽電池として有機系太陽電池に期待が集まっている。これまで、主として有機薄膜型や色素増感型などの有機系太陽電池 が研究されてきたが、これらの利点を併せ持つハイブリッド型について最近大きな展開があり、ついに15%を超えるエネルギー変換効率を持つセルが誕生した。本講演では、これらの有機系太陽電池の最新トレンドを紹介する。

第113回キンカ東京サロン(夏季合宿)

【日時】 2013年(平成25年)6月28日(金)~29日(土) 1泊2日

【場所】 和光純薬工業(株) 湯河原研修センター/熱海市泉232-8 TEL:0465-64-0559

【話題提供】

浜松医科大学 教授 針山孝彦氏

先生は浜松医科大学「総合人間科学」講座の教授を務めていらっしゃいます。先生の新規な研究手法を2013年4月16日のナショナルジオグラフィックが「ナノスーツ」として紹介し、世界中で脚光を浴びています。先生のお話は46億年前に誕生した地球までさかのぼります。スケールはとてもナノみたいな小さなお話ではないでしょう。

東京工業大学 教授 渡辺順次氏

先生は東京工業大学で「高分子化学」講座の教授を務めていらっしゃいます。なかでも高分子構造化学がご専門で、バナナ型液晶の発見者としても知られています。中学の修学旅行で「玉虫の厨子」を観て以来、素朴に感じた疑問を解決し、その結果生まれた成果を中心に話題提供して頂きます。

 

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