休憩5分
過去のサロン
第164回キンカ東京サロン
第163回キンカ東京サロン
2023年6月17日(土) 10:00 ~ 12:00
第一部 10:00~11:00 リモートセミナー(質疑応答含む)
休憩5分
第二部 11:05~12:00 リモート交流会
【話題提供者】
広島大学大学院 先進理工系科学研究科教授
大下浄治(おおした じょうじ)先生
【話題】
材料モデルベースリサーチと産学官連携
【内容】
広島大学デジタルものづくり教育研究センター材料モデルベースリサーチ(MBR)部門では、原理原則に基づいた材料の機能と工法のメカニズム解明を行い、それに基づいたシミュレーション・モデルを活用して、材料開発を効率的に進める新しい取り組みを大学・企業・公設試のコンソーシアムを組織して進めておられます。
今回は、具体的な成果も含めて、その概要についてお話いただきました
第162回キンカ東京サロン
2023年4月22日(土)
第一部 10:00~11:00 リモートセミナー(質疑応答含む)
休憩5分
第二部 11:05~12:00 リモート交流会
【話題提供者】
神奈川県立保健福祉大学 ヘルスイノベーション研究科 教授
東京大学大学院 工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻 音声病態分析工学 特任教授
徳野 慎一 (とくの しんいち)先生
【話題】 音声バイオマーカー開発の現状
【内容】 コンピューターやスマートフォンの発達や普及に伴い生活の様々な場面で音声が活用され るようになりました。医療やヘルスケアの領域においても、病気の有無や治療による音声 の変化を客観的に可視化する音声バイオマーカーに注目が集まっています。音声は、非侵 襲で特殊な機器や薬品を必要としないためローコストで収集が可能であり、遠隔での利用 が可能です。そのため、ヘルスケアと医療を結ぶ技術としての可能性を秘めており、また、 これまで主観的な判断に頼ってきた領域に客観的指標を提供することができる可能性があ ります。本講演では音声バイオマーカー開発の現状についてお話いただきました。
第161回キンカ東京サロン
【日時】 2023 年 2 月 18 日(土)
第一部 10:00~11:00 リモートセミナー(質疑応答含む)
休憩5分
第二部 11:05~12:00 リモート交流会
【話題提供者】 コニカミノルタ株式会社
1)技術フェロー 北 弘志(きた ひろし)氏
2)技術開発本部 アドバンストエキスパート 一杉 俊平(ひとすぎ しゅんぺい)氏
【話題】化学・材料領域におけるデータ駆動型技術開発の威力
【内容】 化学・材料系開発 DX とも言える MI(マテリアルズ・インフォマティクス)や PI(プ ロセス・インフォマティクス)の導入が本格化しつつあります。コニカミノルタ株式会社 は、社内の事業開発に対応した MI や PI を独自に進めるのと並行して、経産省が主導する 材料系データ駆動型開発の実証プロジェクト(通称「超超プロジェクト」下記 URL 参照) にも参画、その妥当性と威力を目の当たりになさってこられたとのことです。 このセミナーでは、その成果の概要をご紹介いただいた上で、令和 3 年度の近畿化学 協会、化学技術賞を受賞なさったバイオイメージング材料 (Quanticell®)の開発 DX 事例 についても解説いただきました。
通称「超超プロジェクト」https://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP_100119.html
第160回キンカ東京サロン
【日時】
2022年11月19日(土) 10:00 ~ 12:00
第一部 10:00~11:00 リモートセミナー(質疑応答含む)
休憩5分
第二部 11:05~12:00 リモート交流会
【話題提供者】
工学院大学 先進工学部、環境化学科
教授 高羽 洋充(たかば ひろみつ)先生
【話題】
シミュレーションによる分離膜材料設計の試み
【内容】
膜分離法はコストに優れる分離技術の一つであり、水処理などの液相系の分離や二酸化炭素などのガス分離など多くの分野での活用が期待されています。新しい応用にはそれぞれの分離系に好適な分離膜が必要であり、更なる高性能化に向けて材料レベルでの開発が行われています。本講演では、分離膜の素材を分子シミュレーション等で設計する研究を中心に、特に最近注目されている機械学習の適用例についてお話いただきました。