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第169回 キンカ東京サロンセミナー(ハイブリッド開催)

【日時】 2024年9月19日 (木)18:00~19:15

第一部 18:00~18:45 セミナー

第二部 18:45~19:15 質疑応答 

終了後、会場近くで講師を交えて、自由討論を兼ねた懇親会を開催いたしました。

【場所(対面参加の場合)】 一般社団法人 明専会 東京センター(九州工業大学、鳳龍クラブ)

東京都港区新橋2-20-15新橋駅前ビル1号館5階503号 

【話題提供者】 一般財団法人 エネルギー総合工学研究所 アドバイザリー・フェロー

坂田 興(さかた こう)様

【話題】 低炭素水素の大量導入と社会への貢献可能性

【内容】 地球温暖化とエネルギー安全保障が大きな課題となっていますが、解決の手段として、経済合理性により水素が選択される可能性があることを、シミュレーションおよびエネルギーモデルにより示していただきました。水素関連技術には、商用化のレベルに到達していないものが依然としてあり、ブレークスルー技術の登場が待たれていますので、あわせて水素物性、水素エネルギーシステムおよび我国・各国の政策動向についても概説いただきました。

第168回 キンカ東京サロンセミナー(ハイブリッド開催)

【日時】 2024年6月20日 (木)18:00~19:15

第一部 18:00~18:45 セミナー 

第二部 18:45~19:15 質疑応答 

【場所(対面参加の場合)】 一般社団法人 明専会 東京センター(九州工業大学、鳳龍クラブ)

東京都港区新橋2-20-15新橋駅前ビル1号館5階503号 Tel:03-3572-2009

【話題提供者】 東京農工大学大学院、工学研究院・生命機能科学部門 

教授、 中村 暢文 (なかむら のぶふみ)先生
【話題】 電気化学をベースとした新しい装置の開発 ~バイオからイオン液体まで~

中村先生の研究室で取り組んでおられる電気化学をベースとした研究についてご紹介いただきました。尿中のがんマーカーを定量的に検出できる、アンペロメトリックバイオセンサーや、バイオ燃料電池をリアクターとして用いてバイオマスを原料として電気エネルギーと有用物質を同時に得られるEBFC-リアクター、さらにはイオン液体を利用した新しい発電装置である混合エントロピー電池(IL-MEB)についてもお話いただきました。

第167回キンカ東京サロン

2024年 4 月 18 日 (木) 18:00 ~ 20:00

第一部 18:00~19:00 セミナー(質疑応答含む)休憩5分

第二部 19:05~20:00 質疑応答を含む自由討論 

【話題提供者】  

元 花王株式会社・研究所、元 北海道大学 電子科学研究所教授 

辻井 薫(つじい かおる)先生

【話題】

工学倫理:キンカ(近畿化学協会)の研究会活動を中心に

【内容】

辻井先生は、キンカの工学倫理研究会で、月に1回の研究会を開催しておられますが、その研究会における議論を基に、大学での工学倫理の講義もなさっておられます。講義に使用する教科書も出版され、現在第4版まで継続中です。

研究会では、その時々の工学倫理に関わる事例の議論、各自の大学での講義の予定や報告などが発表されていますが、今回のセミナーでは、この研究会活動と講義内容をご紹介いただき、また最近の事例としてビッグモーター事件を取り上げて、お話しいただきました。

第166回 キンカ東京サロン

【日時】

2024年2月 17日 (土) 10:00 ~ 12:00

第一部10:00~11:00 セミナー(質疑応答含む)

休憩5分

第二部 11:05~12:00 交流会 

対面(会場:東京大学 伊藤国際学術研究センター、小会議室)とリモートのハイブリッド形式で

行いました。

【話題提供者】

東京大学大学院工学系研究科長アドバイザー 池浦 富久(いけうら とみひさ)氏

【話題】

医療機器プログラムの開発(山あり谷あり、人生いろいろ)

【内容】

池浦氏は、2013年からスタートした文科省の革新的産学連携『センターオブイノベーション』(2022年5月終了)の中で開発された特定保健指導用の行動変容促進アプリ(MIRAMED)を、医療機器プログラムに改修(MED MIRAI)して『健康~未病~特定保健指導~受診勧奨』をシームレスに健康医療サービスが可能となる健康医療サービス(社会システムの改革)に挑戦してこられました。このたびPMDA(医薬品医療機器総合機構)との議論を終え、医師主導治験の入り口まで辿り着かれましたが、ここまでの道のり、今後の構想についてお話いただきました。

第165回 キンカ東京サロン

【日時】

2023 年 11 月 25 日(土) 10:00 ~ 12:00

第一部10:00~11:00 リモートセミナー(質疑応答含む)

休憩5分

第二部 11:05~12:00 リモート交流会 

【話題提供者】

東京工業大学 未来産業技術研究所 准教授飯野 裕明(いいの ひろあき)先生

【話題】

自己組織化を有する有機半導体材料とその有機電子デバイス応用

【内容】

自己組織的に分子が並ぶ液晶物質は、高い分子配向秩序性が必要となる有機半導体応用が期待されます。今回、液晶物質の有機半導体 材料としての特徴を示した上で、その電荷輸送の特徴から、溶液プロセスによる製膜性、さらには有機電子デバイス応用として、誘起薄膜トランジスタと有機フォトダイオードの特性を示します。これらより、自己組織化を有する有機半導体材料が、特にフレキシブルエレクトロニクスへの適合性が高いことについてお話いただきました。 

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