【日時】　2006年（平成１8年）4月20日（木）１8:00 – 19:00

【場所】　住友化学参宮寮

【話題】　｢今、なぜヨウ素か？　急増するヨウ素需要　－　ヨウ素の産業｣

【話題提供者】　合同資源産業 (株)  技術顧問    佐久間　昭　氏

＜内容＞

今回のマテリアルはヨウ素です。目下液晶テレビの人気上昇と絡んで日本の数少ない天然資源ヨウ素に注目が集まっています。「今、なぜヨウ素か？　急増するヨウ素需要　－　ヨウ素の産業」と題して、合同資源産業(株)の技術顧問・佐久間 昭氏にお話をしていただきます。佐久間氏は｢化学経済｣3月号で特集した｢ヨウ素の科学と産業｣で「ヨウ素の産業」を執筆しておられます。同特集は他に「ヨウ素産業の科学を眺める」，｢ヨウ素から見えてくる地球・環境・生物｣と題する記事も載っています。お手近に同誌がおありでしたら予習の上，当日の活発な議論のもとにしてください。

【日時】　2006年（平成１8年）2月23日（木）１8:00 – 19:00

【場所】　住友化学参宮寮

【話題】　｢中堅企業の物作り・・ドイツに於ける合弁生産｣

【話題提供者】　本州化学工業 (株)  相談役  　 竹野　壽彦　氏

＜内容＞

今年はマテリアル（物作りを含む）と光（光電変換を含む）にこだわろうと思います。初回を「中堅企業の物作り・ドイツに於ける合弁生産」と題して、本州化学の竹野寿彦前社長（現相談役）にお話をしていただきます。本州化学は液晶ポリマーのコモノマーであるビスフェノールの画期的な新製法を世界に先駆けて工業化し、また特殊ビスフェノール類の展開を図ってこられました。その中には特殊ポリカーボネ－トの展開に有用なものが含まれています。竹野さんは特殊ビスフェノールを引っさげて、専務時代から同社として始めての海外生産へ向って本州・三井物産・バイエルとの合弁を立ち上げ陣頭指揮され、昨年生産を軌道に乗せられました。竹野さんのお話はきっと日本の化学企業で仕事をされている皆さんに勇気とやる気を起こさせてくれるものと思います。

【日時】　2005年（平成１7年）11月17日（木）１8:00 – 19:00

【場所】　住友化学参宮寮

【話題】　｢中国化学工業園区・最近の事情｣

【話題提供者】　高砂香料工業 (株)　ファインケミカル事業本部　ファインケミカル企画部   専任課長　工学博士   張　小勇　氏

＜内容＞

今回は「中国化学工業園区・最近の事情」という題で、中国から来日され現在高砂香料のファインケミカル企画部で課長として仕事をしておられる張さんに話題を提供していただくことになりました。最近、とみにファインケミカル企業の中国進出が盛んですが、中には苦杯をなめて引揚げる会社もあるようです。中国での成功を収めるには？　張さんのお話はきっと役に立つと思います。

【日時】　2005年（平成１7年）9月15日（木）１8:00 – 19:00

【場所】　住友化学参宮寮（参宮橋）会議室

【話題】　｢合弁会社設立体験 in 中国｣

【話題提供者】　三井化学 (株)　中国室　山 本　一 勝　氏

＜内容＞

9月のキンカ東京サロン例会は中国がテーマです。今回は「合弁会社設立体験 in 中国」という題で、実際に合弁会社を設立された経験を元に中国との付き合い方､中国化学企業の横顔などにも触れていただきます。三井化学の中国室で対中国戦略にも関わっていらっしゃる山本さんを囲んで活発な議論が弾むことを期待しています。

【日時】　2005年（平成１7年）7月1日（金）～2日（土）１泊2日

【場所】　和光純薬工業 湯河原研修センター

【テーマ】　｢近隣諸国の化学産業は？？？｣

【話題】

1.   台湾の化学産業とその動向 - - - （ファインケミカルを中心に）

       Everlight Chemical Industrial Corp., General Mgr., Export Div.,　陳　重光　氏

2.　 韓国の化学産業とその動向 - - - （韓国の機能性化学品）

       ＊韓国中堅企業と交渉中

3.   中国における企業環境の変化 - - - （ユーザーインダストリーの成長）

　　　精華大学客員教授　兼　東京工業大学教授　　伊澤　槙一　氏

＜内容＞

キンカは昨年韓国化学工業協会と交流協定を結び､近隣諸国との交流を深めようとしています。これを受けて､今年のキンカ東京サロンは韓国､台湾からスピーカーを招き､胸襟を開いた交流を深めることを企画しました。中国に関しては、精華大学の教授を兼任されている東工大の中国通である､旭化成のＯＢ・伊澤さんにスピーチをいただき、夜を徹して化学産業ありかた、交流の可能性とその意義について語り合いたいと思っています。