過去のサロン

第 94回キンカ東京サロン

【日時】 2009年(平成21年)9月17日(木)18:00-19:00

【場所】 チッソ(株) 神楽坂寮

【話題】  「小林製薬のCS(カスタマー・サティスファクション)活動」

【話題提供者】 小林製薬(株) 製品事業統轄本部 品質保証室・お客様相談室 室長 村上 直紀 氏

<内容>

今回は、コロンブスの卵的発想で私たちの身の回りにヒット商品を送り込んでこられる小林製薬(株)の村上直紀さんに話題提供していただきます。村上さんは近化塾と縁の深い神戸大学工学部の片岡先生の教室を卒業され、小林製薬で商品開発に長年携わってこられました。変哲も無い材料を駆使しながら、「あったらいいな!」という商品に仕上げることは、将に「驚愕」です。不況の中でも健闘を続ける小林製薬にはきっと・・・・・・何かある?

第 93回キンカ東京サロン(夏季合宿)

【日時】 2009年(平成21年)6月26日(金)~6月28日(土)  1泊2日

【場所】 和光純薬工業(株) 湯河原研修センター

【話題提供】

1)チッソ株式会社 次席企画員    井上  敏 氏

2)京都産業大学理学部 教授     益川 敏英 氏

毎年恒例のキンカ東京サロン夏合宿は今年も和光純薬・湯河原研修所をお借りして、一夜を活発に討論しながら過ごします。今年のキンカ東京サロンのテーマは「驚愕」、なかなか難しいテーマではありますが今回の合宿ではそのテーマに相応しい内容ということで昨年ノーベル賞に沸いた日本が世界に誇る技術について考えることにしました。今回は特別講師としてノーベル物理学賞受賞の益川俊英先生、そしてノーベル化学賞受賞の下村修先生と長年共同研究開発を行った井上敏先生のお二方をお招きして、世界で認められノーベル賞に輝いた日本科学界トップの方にお話をして頂きます。

第 92回キンカ東京サロン

【日時】 2009年(平成21年)4月16日(木)18:00-19:00

【場所】 住友化学 参宮寮

【話題】 「低エネルギー社会とEPR」

【話題提供】 (財)電力中央研究所 原子力技術研究所 上級特別契約研究員 工学博士

         NPO法人もったいない学会 理事 EPR部会長 天野 治 氏

<内容>

石油、天然ガス、石炭は量的にはまだまだある。しかし質が悪くなり、使える正味のエネルギーが減る。このため低エネルギー社会が必須である。エネルギー多消費のフードシステムの見直し、都市の社会インフラの長寿命化が欠かせない。本質的な検査、部分補修の技術を進化させ、新たなジョブを創出する。学生をはじめ、若手と課題を共有し、日本の低エネルギー社会の変革を支援する。エネルギー収支比(EPR)は有力な指標になる。

第 91回キンカ東京サロン

【日時】 2009年(平成21年)2月19日(木)18:00 – 19:00

【場所】 住友化学 参宮寮

【話題】  「何故ヨルダンか、ヨルダンとそこから見た世界」

【話題提供者】  元 JICA(独立行政法人国際協力機構)シニア海外ボランティア 工学博士 大格 登 氏

<内容>

今年のキンカ東京サロンは「驚愕」を年間テーマに掲げました。それは景気が良くないと予想されている2009年にこそ、「驚愕のアイディア、発明、発見に繋がる話題提供をお願いしましょう」と言うことが根底にあったからです。先ずは、たいへん変わったキャリアをお持ちの大格登さんに登場して頂きます。大格氏は九大工学部合成化学科卒。米国留学、日、米、欧の化学会社やエンジニアリング会社で研究開発や経営企画等に携わった後JICAの仕事に飛び込み、マレイシア、ヨルダンに滞在されました。今回は最近2年間滞在されたヨルダン (イラク、サウジアラビア、シリア、パレスチナとイスラエルに囲まれた小国) での経験を中心に、日本では考えられないものの見方や、氏が感じ取った発見などを含めて、非日常的なお話が聞けるものと思っています。また、大格さんは豊な化学企業における経験もお持ちですが、今回はあまり化学にこだわらないと言うことでお願いしました。

第 90回キンカ東京サロン

【日時】 2008年(平成20年)11月19日(水)18:00-19:00

【場所】 住友化学 参宮寮

【話題】 「錯体触媒とその可能性」

【話題提供者】 東京大学大学院工学系研究科 化学生命工学専攻 教授・工学博士 野崎 京子 氏

<内容>

2008年の最終例会は、東京大学大学院の野崎京子教授に「錯体触媒とその可能性」と題してお話していただきます。野崎さんは、今年、女性科学者にとって名誉ある猿橋賞を受賞されました。この受賞は京都大学時代からの金属錯体触媒を用いる極性モノマーの精密重合に関する成果が評価されたもので、「不斉重合」という新しい分野は国際的にも高く評価され日本IBM 科学賞も受賞されています。また、この研究は生体関連材料などへの応用も期待されるところです。 現在、野崎教授は4大学と4企業が参加するプロジェクト、二酸化炭素をエポキシドと共重合させる「CO2を利用した高機能脂肪族ポリカーボネート樹脂の開発について」のリーダーも務めておられます。

アイテム: 76 - 80 / 172
<< 14 | 15 | 16 | 17 | 18 >>