過去のサロン

第122回キンカ東京サロン

【日時】 2015年(平成27年)4月16日(木)18:00~19:00

【場所】 住友化学参宮寮(小田急線参宮橋駅徒歩1分)

【話題】 「触媒化学で化学産業の根底を組み直す」

【話題提供者】 中央大学 研究開発機構 教授 岩本正和 氏

<内容>

省エネ、省資源が叫ばれて久しい。個々のプロセスの収率向上やエネルギー収支の改善はもちろん重要であるが、基幹産業の見直しはどうなっているのだろうか。長い年月を経て確固たる地位を築いているナフサクラッカー、製紙産業、アンモニア合成を俎上にあげ、新しい資源利用法の台頭と代替法開発の可能性を考えてみたい。

第121回キンカ東京サロン

【日時】 2015年(平成27年)2月19日(木)18:00~19:00

【場所】 住友化学株式会社 参宮寮

【話題】 「天文台でのものづくり~国立天文台は天文学者を支援しています~」

【話題提供者】 藤井 由美 氏/名古屋大学大学院理学研究科 兼 NPO法人女性技術士の会 理事 

<内容>

国立天文台のミッションに“天文研究施設を開発、建設して共同利用させる”があります。天文学の先端研究には大型で最新の施設が必要で、それを作り、保守する技術者がいます。私は2013 年5 月に開所式が行われたALMA 電波望遠鏡の受信機に用いられる素子を作っていました。現在は同じところで他の電波望遠鏡用にほぼ同じものを作っています。今回は私の関わっている望遠鏡と素人から見た天文学についてお話します。

第120回キンカ東京サロン

【日時】 2014年(平成26 年)11 月20 日(木)18:00-19:00
【場所】 住友化学株式会社 参宮寮
【話題】 「化学畑から編集者・サイエンスコミュニケーターになって思うこと」
【話題提供者】 熊谷 現(くまがい げん)氏/丸善出版株式会社 企画・編集部 兼 ウィークエンド・カフェ・デ・サイエンス(WEcafe)副代表
<内容>
修士課程まで化学を専攻したのち、「科学と社会をつなぐ仕事がしたい」と、卒業後に学術出版社に就職。編集者として働く傍ら、プライベートでは仲間とサイエンス・カフェを開催してきました。化学(科学)の専門書・一般書の企画編集や、福島第一原発事故後に開催した放射線についてのサイエンス・カフェの経験などから、化学出身のコミュニケーターとして日々感じることをお話しします。

第119回キンカ東京サロン

【日時】 2014年(平成26年)9月18日(木)18:00-19:00

【場所】 住友化学株式会社 参宮寮

【話題】 『小さな起業、中くらいの起業、大きな起業』

    ~働き型の多様化から、起業という選択肢がある。ただベンチャー支援の言葉に騙されるな。キャッシュフローがベンチャー最大の難関!

【話題提供者】 テクノヒル株式会社 代表取締役 鈴木一行 氏 https://www.technohill.co.jp

<内容>

1.日本の化学産業の変遷(データから見た業界の変化)

2.これからの10年化学産業はどのように変わるか?

3.化学産業を外から見て、どこに隙間があるのか?

4.欧米における企業と個人との関係(個人事業所を持つケースあり)

5.日本のベンチャー支援は 梯子はずし型

6.あなたはどんな仕事がしたいのか?(小さな 中くらいの 大きな起業

第118回キンカ東京サロン(夏季合宿)

【日時】 2014年(平成26年)6月27日(金)18:00~28日(土)10:00 1泊2日

【場所】 和光純薬工業(株) 湯河原研修センター(熱海市泉232-8 TEL:0465-64-0559)

【話題提供】

渡邉君子先生:東北大学 未来科学技術共同研究センター 細胞治療創製プロジェクト 准教授

演題:「大学の産学連携による事業化支援を通して思うこと

文科省の調査では、法人化後の国立大学の多くの研究者は、長期の時間を掛けて実施する研究を避け、成果の出る確実性の高い研究に取り組むようになり、国立大学の学術研究論文数も年々減少していることが示されました。法人化後の十年間、大学の先生方の知財創出、公的資金獲得および産学連携の支援を行う中で感じたことや現状の課題等を通して、大学が目指すべき方向性に関して、皆様から前向きなアドバイスを頂きたいと思います。

 

近藤宣昭先生:元㈱三菱化学生命科学研究所 主任研究員 冬眠制御ユニット・リーダー

演題:「見えざる“冬眠”の核心に迫る」

哺乳類の冬眠は、体温が0℃近くまで下がっても凍死しない不思議な現象が存在します。私がこの研究を始めたのは、それまでの研究の行き詰まりから出たひょんな思いつきからでした。国内では当時、誰も取り組んでいなかったテーマで、結局二十数年間を費やした研究は、次々と遭遇する矛盾を通して思いもかけない冬眠の姿を浮かび上がらせることとなりました。変わる心臓?体温が下がらない冬眠?延びる寿命?ヒトも冬眠?・・・。専門だった薬理学とは全く異なる分野に踏み込み、常識外れの冬眠に至った顛末をお話しします。

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