過去のサロン

第125回キンカ東京サロン

【日時】2015年11月19日(木)18:00~19:00

【場所】住友化学参宮寮(小田急線参宮橋駅徒歩1分)

【話題】「おもしろいぞ!化学~研究の連鎖、そして生まれた夢」

【話題提供者】ユニクス株式会社 代表取締役 竹林貴史 氏

<内容>

四十半ばで足を踏み入れたバイオマテリアルの世界。運命を変えた研究テーマとの出会い、そしてその研究開発で起きた数々の偶然。化学の道を志し、そこで関わった研究や人、その中で芽生えた化学者魂など、波乱に富んだ化学者人生をユニークな視点で面白くお話したい。

第124回キンカ東京サロン

【日時】 2015年(平成27年)9月18日(金)18:00~19:00(19:00-21:00 サロン風懇親会)

【場所】 住友化学参宮寮(小田急線参宮橋駅徒歩1分)(地図)

【話題】 「上手に混ぜる:ナノ・マイクロスケールの材料化学への挑戦」

【話題提供者】 東京工業大学資源化学研究所 教授 彌田智一 氏  関連サイト: https://ime.res.titech.ac.jp/

<内容>

化学組成が一義的に物性・機能を決定するのではなく、既存の材料であっても、ナノ・マイクロスケールでかたち、配置、配列など混合パラメーターの制御によって、材料化プロセス主導の人工物質(超集積材料)が開発できる。この「上手に混ぜる」をキーワードに、ユニバーサルなナノテンプレートプロセス、バイオテンプレート技術による藻類由来の次世代電波応答材料、塗工できるタンパク質凝縮化、分子回路工学を拓く分子グリッド配線技術など我々のナノ・マイクロ材料化学への挑戦を紹介する。

第123回キンカ東京サロン(夏季合宿)

【日時】 2015年(平成27年)6月26日(金)18:00~27日(土)10:00 1泊2日

【場所】 和光純薬工業(株) 湯河原研修センター

【話題提供】

神林巽氏(有限会社 シイーアールディー 開発本部長)

演題:『水族館の巨大水槽に挑む~水槽大型化の立役者は「アクリル樹脂」』

(内容) 

今や世界中の水族館では水槽の窓はガラスに代わってアクリル樹脂が使用されています。何故アクリル樹脂が世界の水族館で認知されるようになったのかを、アクリル水槽の大型化の変遷を振り返って見ます。その変遷の途中にアクリル樹脂の物性を考慮した設計、大型アクリルパネルの制作方法及び施工、シールなどの周辺技術などの話をいれてみます。

 

石川洋介氏(KY企画 代表)

演題:『人間、万事塞翁が馬‐おどろき、桃の木、山椒の木‐化学へ飛込む』

(内容)

面白いから化学を選んだのではなかった。好きこのんで中小企業を選んだのではなかった。そして、やむに已まれず外資系企業に転職した。そんな中で遭遇した、①ナフタレン誘導体の展開、②合成コンクリート混和剤の開発、③機械装置に助けられたプロセスの工業化についてお話ししたい。

第122回キンカ東京サロン

【日時】 2015年(平成27年)4月16日(木)18:00~19:00

【場所】 住友化学参宮寮(小田急線参宮橋駅徒歩1分)

【話題】 「触媒化学で化学産業の根底を組み直す」

【話題提供者】 中央大学 研究開発機構 教授 岩本正和 氏

<内容>

省エネ、省資源が叫ばれて久しい。個々のプロセスの収率向上やエネルギー収支の改善はもちろん重要であるが、基幹産業の見直しはどうなっているのだろうか。長い年月を経て確固たる地位を築いているナフサクラッカー、製紙産業、アンモニア合成を俎上にあげ、新しい資源利用法の台頭と代替法開発の可能性を考えてみたい。

第121回キンカ東京サロン

【日時】 2015年(平成27年)2月19日(木)18:00~19:00

【場所】 住友化学株式会社 参宮寮

【話題】 「天文台でのものづくり~国立天文台は天文学者を支援しています~」

【話題提供者】 藤井 由美 氏/名古屋大学大学院理学研究科 兼 NPO法人女性技術士の会 理事 

<内容>

国立天文台のミッションに“天文研究施設を開発、建設して共同利用させる”があります。天文学の先端研究には大型で最新の施設が必要で、それを作り、保守する技術者がいます。私は2013 年5 月に開所式が行われたALMA 電波望遠鏡の受信機に用いられる素子を作っていました。現在は同じところで他の電波望遠鏡用にほぼ同じものを作っています。今回は私の関わっている望遠鏡と素人から見た天文学についてお話します。

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