本年最初のキンカ東京サロンでは、出光興産株式会社で長年研究を続けてこられた蔵本正彦氏に話題を提供いただきました。
2020年2月13 日(木) 18:00~19:00 (19:00~21:00 食事付交流会)
一般社団法人 明専会 東京センター(九州工大鳳龍クラブ)
〒105-0004 東京都港区新橋 2-20-15、
新橋駅前ビル 1 号館 5 階 503号、Tel: 03-3572-2009
【話題提供者】元出光興産株会社、上席主任研究員 蔵本正彦氏
【話題】プラスチックの製造とリサイクル
プラスチックは国内で約1,000万トン、特にポリオレフィンで約500万トン製造されています。製造には、とりわけ重合触媒技術の発展・開発が重要であり、触媒技術の発展とともに進化してきました。触媒技術は、高性能化によるプロセス変革や新たな材料(出光が開発したSPSなど)創出などプロダクト変革を生みだしてきました。このような重合触媒の技術変遷のご紹介とともに、最近の廃プラスチック問題に関連してリサイクルの重要性などについてもお話しいただきました。