第123回キンカ東京サロン(夏季合宿)

第123回キンカ東京サロン(夏季合宿)

【日時】 2015年(平成27年)6月26日(金)18:00~27日(土)10:00 1泊2日

【場所】 和光純薬工業(株) 湯河原研修センター

【話題提供】

神林巽氏(有限会社 シイーアールディー 開発本部長)

演題:『水族館の巨大水槽に挑む~水槽大型化の立役者は「アクリル樹脂」』

(内容) 

今や世界中の水族館では水槽の窓はガラスに代わってアクリル樹脂が使用されています。何故アクリル樹脂が世界の水族館で認知されるようになったのかを、アクリル水槽の大型化の変遷を振り返って見ます。その変遷の途中にアクリル樹脂の物性を考慮した設計、大型アクリルパネルの制作方法及び施工、シールなどの周辺技術などの話をいれてみます。

 

石川洋介氏(KY企画 代表)

演題:『人間、万事塞翁が馬‐おどろき、桃の木、山椒の木‐化学へ飛込む』

(内容)

面白いから化学を選んだのではなかった。好きこのんで中小企業を選んだのではなかった。そして、やむに已まれず外資系企業に転職した。そんな中で遭遇した、①ナフタレン誘導体の展開、②合成コンクリート混和剤の開発、③機械装置に助けられたプロセスの工業化についてお話ししたい。