【日時】 2010年(平成22年)4月8日(木)18:00-19:00
【場所】 住友化学 参宮寮
【話題】 「化学と農業」
【話題提供者】 東京農業大学 総合研究所 教授 三輪 睿太郎 氏
<内容>
2010年度のキンカ東京サロンは「第一次産業と化学」を年間テーマとして掲げました。それは、閉塞感が蔓延する昨今の経済情勢の中、産業の原点である第一次産業を化学の眼で見直してみよう。そうすれば、何か開けてくるかも知れない、と言う発想からです(「きんか」誌2月号 会員の広場 参照)。先陣を切って三輪睿太郎氏に登場して頂くことになりました。三輪氏は東大農学部を昭和40年に卒業後農林省に入省され、農業技術研究所、農業環境技術研究所、農業研究センターなどの農業に関わる研究機関で研究室長、所長などを歴任されました。平成13年から(独)農業技術研究機構理事長を、同18年から現職に就かれています。また、平成19年からは農水省農林水産技術会議会長も兼務され、日本の農政に技術的な面から深く関わってこられました。また、三輪氏は農業に於ける化学の重要性を説いてこられました。食糧自給問題を含め日本の農業は今多くの重大な課題を抱えています。三輪氏のご講演を聴いて、キンカ東京サロンのメンバーも農業から始める閉塞感打破について考えてみようではありませんか !