第134回キンカ東京サロン

第134回キンカ東京サロン

【日時】2017年9月21日(木)18:00~19:00(19:00~21:00 食事付交流会)

【場所】住友化学参宮寮(小田急線参宮橋駅から徒歩1分)

【話題提供者】

株式会社市川環境エンジニアリング

執行役員 加賀山 保一 氏

【話題】循環型社会に向けたリサイクル事業の産業化と新たな取り組み
- 3R、エネルギー回収、資源回収、CO²削減、そしてベトナム進出 -

(内容)

日本の廃棄物処理事業は、社会的要請にこたえる形で法制度や社会システムの整備、先進的な技術開発が進み、適正処理事業から、循環型社会の構築を指向した高度リサイクル事業へと移行し、関係機関や企業は多くの経験・ノウハウを蓄積してきました。弊社でも、生ごみのメタン発酵・発電施設、バイオマス発電、廃プラスチックの再原料化・最終製品化施設、PVパネルリサイクル施設等大規模な施設を操業しています。また、蓄積された技術・事業モデルを活用して、経済成長著しく環境汚染顕著なアジア途上国市場へ進出しようとする企業も増えてきています。我が国もJICAや環境省を中心に、環境改善協力、CO² 削減、社会インフラ輸出の一環として、これら事業展開の支援プログラムを数多く用意しています。今回は、前述の廃棄物からのエネルギーや資源の回収技術、及びそれらの事業展開をご紹介するとともに、さらに弊社のベトナム国ハノイ近郊での事業展開で経験した社会インフラ輸出の難しさ・苦労話、ハノイNowなどをご紹介させて頂きます。